大賀文庫ゆかりの大賀一郎博士は「府中はハスのメッカなり」とおっしゃっていました。
そこで図書館でも府中市内の蓮池で大切に守られてきた大賀蓮の蓮根と和歌山の大賀蓮保存会からいただいた蓮の実から花を咲かせようと、2007年春より図書館有志で大賀蓮を育てています。
成長記録写真をのせていますので、是非ご覧ください。
2021年8月25日
前回の投稿から梅雨を経た現在のハスの様子をお伝えします。
6月20日、ハスの葉がだいぶ大きくなって、数も増えて全体にひろがっています。
生育はゆっくりですが元気な様子です。
6月20日のハスの様子
種から育てたハスの成長に、レンコンから育てたハスが追いついてきて、葉の大きさや形に差はなくなりました。
種から育てたハス
レンコンから育てたハス
7月、梅雨に入り日照時間が減っているせいか、いまひとつ元気がありません。
花芽はもちろん、立ち葉も出てきていません。今年の花は諦めなければいけないようです。夏の日差しを待ちたいです。
7月11日のハスの様子
種から育てたハス・右
レンコンから育てたハス・右
7月31日、梅雨が明けて暑さと日差しが戻ってきました。
立ち葉こそ出ていませんが、ハスの葉に元気が出てきました。
レンコンから育てたハスは水面を覆うように葉が茂っています。新芽の茎も太めでしっかりしています。種から育てたハスは少しずつですが成長が止まりはじめているようです。
7月31日のハスの様子
レンコンから育てたハス
種から育てたハス
今回で2021年のハス日誌は最終回です。
残念ながら今年はハスの開花を見ることはできませんでした。
今年は日差しを浴びて、しっかりレンコンに力を蓄えてほしいと思います。
来年こそ美しい花を咲かせてくれることを願っています。
2021年6月16日
前回の4月28日の投稿ではハスの葉は出ていませんでしたが、ゴールデンウィーク明けからは徐々に葉が増え始め、1か月の間で葉が大きく成長してきました。
昨年は5月中に立ち葉がでていましたが、今年は3月に泥を入れ替えたことも影響し、まだ出ておらず、成長が遅いようです。
参考:2020年5月15日の写真
4月30日、葉が開き始めました。
4月30日のハスの様子・全体
左・レンコンから育てたハス
右・種から育てたハス
レンコンから育てたハスに比べて種から育てたハスの方は若干成長が早いようです。
5月17日、肥料(油かす)を入れた直後の写真です。2週間前よりも浮き葉が大きくなっています。
5月17日のハスの様子・全体
左・レンコンから育てたハス
右・種から育てたハス
6月3日、まだ立ち葉は出ていません。昨年よりも日照が少ない影響もありますが、すべての鉢から新芽は出ています。
左・レンコンから育てたハス
右・種から育てたハス
近頃、他の地域での大賀ハス開花のニュースを聞くようになりました。
図書館のハスは昨年は咲きませんでしたので、今年は咲いてくれることを期待します。
2021年4月26日
新緑がまぶしい季節となってきました。
今年も、図書館で育てている大賀ハスの芽が出てきています。
3月に泥の入れ替えをし、鉢の配置を次の写真のように変えました。
左側2つはレンコンから育てたハスの鉢、右側2つが種から育てたハスの鉢です。
ハスの鉢の配置
3月31日、ハスの様子を見に行くと、レンコンから育てたハスの鉢、種から育てたハスの鉢の両方から芽が出ていました。
レンコンから育てたハスの芽
(左から2番目)
種から育てたハスの芽
(1番右)
昨年の記録を見たところ、3月27日には芽が出ていたようです。一昨年は、例年より早く、3月22日には発芽が確認できていました。
今年の芽が出る時期としては、おおよそ順調なようです。
数日後、4月に入るとすべての鉢から芽が出てきました。すでに芽が水面から出ている鉢もあります。
4月5日のハスの様子
種から育てたハスの鉢
(右から2番目)
種から育てたハスの鉢
(1番右)
レンコンから育てたハスの鉢
(1番左)
レンコンから育てたハスの鉢
(左から2番目)
さらに約2週間後、4月19日になると、葉が開きそうな芽が増えてきました。
4月19日の様子
種から育てたハスの鉢
(右から2番目)
種から育てたハスの鉢
(1番右)
レンコンから育てたハスの鉢
(1番左)
レンコンから育てたハスの鉢
(左から2番目)
レンコンから育てたハス
(1番左)
種から育てたハス
(1番右)
昨年は成長が少し遅かったようで、4月17日にはまだ水面から芽が出ていませんでした。
2020年4月17日のハスの様子
昨年は花が咲かなかったので、今年こそは、きれいなハスの花を楽しみに待ちたいと思います。