「府中はハスのメッカなり」これは、ハス博士の大賀一郎博士の言葉です。大賀博士の蔵書は当館に寄贈され、現在では当館の特別文庫の一つ、『大賀文庫』となっています。
当館でも府中市内の蓮池で大切に守られてきた大賀蓮の蓮根と和歌山の大賀蓮保存会からいただいた蓮の実から花を咲かせようと、2007年春より図書館有志で大賀蓮を育てています。
成長記録写真をのせていますので、是非ご覧ください。
2025年6月13日
前回の5月28日の投稿から徐々に葉が増え始め、大きく成長してきました。
立ち葉も前回の投稿では一番右側のタネから育てた鉢にしかありませんでしたが、すべての鉢から立ち葉がでています。
<5月20日のハスの様子>
<6月7日のハスの様子>
葉の直径が15㎝以上あるものも多く見受けられます。大きな葉が増え、水面は覆われています。
<6月9日のハスの様子 レンコンから育てたハスの鉢>
<6月9日のハスの様子 タネから育てたハスの鉢>
水面から出ている立ち葉の高さを測ったところ、高い立ち葉で15㎝程度ありました。
<6月9日のハスの様子 レンコンから育てたハスの鉢 上から>
<6月9日のハスの様子 レンコンから育てたハスの鉢 横から>
今年は3月に泥を入れ替えたことも影響し、成長が遅いように感じましたが、今年のハスも少しずつ元気に成長しています。
最近では、他の場所で大賀ハス開花のニュースを耳にするようになりました。
図書館のハスも、今年は咲いてくれることを期待します。
2025年5月28日
蒸し暑い日や曇り模様の日も多くなってきて、徐々に梅雨を感じさせる天候になってきました。
今年の図書館の大賀ハスは、例年よりも若干成長が遅く感じられますが、順調に育っています。浮き葉も水面を覆うぐらいに増えています。
<5月7日のハスの様子>
<5月11日のハスの様子>
最初、レンコンから育てたハスの浮き葉は、タネから育てたハスに比べると全体的に赤みが強かったのですが、
<4月30日のハスの葉>
日を追うごとに赤みが抜けて、緑色に変化しました。
<5月7日のハスの葉>
<5月11日のハスの葉>
今では全体的に赤みが抜けました。
浮き葉も大きくなり、それぞれの水面を覆うぐらいに成長しました。
<5月20日のハスの様子>
そして、一番右側のタネから育てたハスの鉢からは立ち葉が出てきました。
<立ち葉の出たタネから育てたハスの鉢>
<上から見た立ち葉>
<横から見た立ち葉>
例年よりも遅くはありますが、今年のハスも少しずつ元気に成長しています。
2025年5月4日
新緑がまぶしい季節となってきました。
今年も図書館で育てている大賀ハスについての日誌を掲載していきます。
さて、3月にハスの泥の入れ替えを行いました。当日は午後から雪の予報ということもあり、気温も低く、大変な作業となりましたが、無事に終えることができました。
<鉢から取り出したレンコン>
<泥の入れ替えの作業の様子>
<切り取ったレンコン>
4月になり、ハスの様子を見に行くと、レンコンから育てたハスの鉢、種から育てたハスの鉢の両方から芽が出ていました。
<4月28日のハスの様子>
<種から育てたハスの芽>
<レンコンから育てたハスの芽>
<昨年5月1日のハス>
<一昨年4月23日のハス>
一昨年、昨年と比べても同様の成長具合でしょうか。
例年と同様、種から育てたハスの方が発芽の成長速度が早そうです。
近年は花が咲かないことが多いので、今年こそはきれいなハスの花が咲くことを楽しみに待ちたいと思います。