大賀文庫ゆかりの大賀一郎博士は「府中はハスのメッカなり」とおっしゃっていました。
そこで図書館でも府中市内の蓮池で大切に守られてきた大賀蓮の蓮根と和歌山の大賀蓮保存会からいただいた蓮の実から花を咲かせようと、2007年春より図書館有志で大賀蓮を育てています。
成長記録写真をのせていますので、是非ご覧ください。
2020年8月21日
6月以降のハスの様子をお知らせします。
まずは6月から。
雨が続きますが、ハスたちは元気に育ってきました。
左側の種から育てたハスの方が生育がいいようです。
6月2日のハスの様子
種から育てたハス
レンコンから育てたハス
雨にハスってキレイですね。
そういえば昨年の今頃はこんな花芽が顔をだしていましたが...
2019年5月31日のハスの様子
今年はまだのようです。期待しつつ気長に待ちましょう。
さて翌週、梅雨の晴れ間のさわやかな朝です。
右側のレンコンから育てたハスも葉が大きくなってきました。
6月10日のハスの様子
さらに2週間後、郷土の森のハスは開花まっさかりのようですが、図書館のハスたちはあいかわらず花芽の気配がありません。
6月21日のハスの様子
生育のいい左側(種から育てた)のハスの様子
葉をかきわけて花芽を探すも見つかりません。
なんだか一部枯葉もでてきているし...。どうした!?ハス!!!
さらに、枯葉を取り除きながら見守ること3週間、7月中頃になりました。
ハスたちは花芽が出ないまま、全体が枯れてきてしまいました...
7月16日のハスの様子
種から育てたハス
レンコンから育てたハス
今年の図書館のハスの花は見ることができなさそうですね。
昨年はキレイに咲いたのに...。
2019年6月19日のハスの様子
2019年6月19日のハスの様子
今回で2020年のハス日誌は最終回です。
今年は開花をみることができませんでしたが、雨にめぐまれ水不足とは無縁の中で、スクスクと育っていました。
来年はキレイな花を見ることができるといいですね。
2020年6月3日
ゴールデンウィークが過ぎましたが、今日もハスは元気に育っています。
5月14日のハスの様子
葉がたくさん出てきてハスらしくなってきました。
5月15日のハスの様子
立ち葉や浮き葉がだいぶ目立ってきました。
5月19日のハスの様子
左の鉢(種から育てたハス)と右の鉢(レンコンから育てたハス)で少し葉の育ちに違いがあるので気になります。
種から育てたハス
レンコンから育てたハス
今年もハスの花を見られることを期待したいと思います。
2020年5月15日
桜の季節が過ぎ、暖かい日が増えてきました。今年も、図書館で育てている大賀ハスの芽が出てきています。
3月27日のハスの様子
3月の終わり頃、種から育てたハスの鉢から今年最初の芽が出てきました。一番左側に写っている鉢です。
種から育てたハスの鉢
種から育てたハスの芽
4月に入ると、すべてのハスの鉢から芽が出てきました。種から育てたハスの鉢は、さらに多くの芽が出てきていました。先日の大雨のために、前回撮影時より水位が上がっています。
4月17日のハスの様子
種から育てたハスの芽
レンコンから育てたハスの芽
4月27日のハスの様子
10日後、4月の終わりには、芽が水面から顔を出しはじめました。もうすぐ葉が開きそうな鉢もあります。
2019年4月27日のハスの様子
昨年の4月27日には、すでに多くの葉が開いていました。気候の影響か、今年は例年より少し遅い様子です。ゆっくりと成長を見守っていきたいと思います。
昨年は、咲いた花を一輪しか見ることができませんでした。新型コロナウイルスの影響で大変な時期ですが、この困難を乗り越えて、たくさんのハスの花を皆さんと図書館で楽しめることを願っています。